夕方、杏を迎えに病院へ。
丁寧に診察してくださることで近所でも評判の先生なので、1時間半待った。
そもそも、このお医者さまは、拾ったときに生後2〜3日だった杏を、「仔猫を飼ったことのないシロウトには育てられません」と言って、1週間預かってくださって以来、何度も杏の命を救ってもらった恩人。あれからもう10ヶ月も経ってしまったんだなぁ……。

家に帰って、さっそく別荘(シャカシャカトンネル)に入る杏。
手術は無事成功したとのこと。でも、お医者さんから聞いた話は驚きだった。
猫には管のような子宮が2本あるけれども、杏の場合、そのうち1本が細すぎて管が塞がり、こよりみたいになっていたらしい。未成熟っていうの? 未完成? とにかく、そんな感じだったとのこと。
避妊手術で摘出してしまったので、何ら問題はない。でも、そのまま摘出しなかったら、命に関わることになったかもしれない。
避妊手術してよかった……。ホントにそう思った。

じゃーん、傷口のスクープ写真!
私はこれを目の当たりにした一瞬、「ぎょっ! 内臓が出てないか
」とおののいたが、実はこれ、よーく見ると絆創膏でした。
とても薄い絆創膏で、密着力が強く、なかなかはがれないらしい。杏が絆創膏を剥がし、傷口をペロペロ舐めて、とてもグロテスクなことになるんじゃないかと心配したが、これなら安心かも。
でも、お医者さんからは、「2、3日したら剥がしてください」と言われた。

元気そうだけど、やっぱりいつもより大人しい。
早々にベッドに入ってしまった。

お疲れさま。ゆっくりお休み。
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